吉祥院支部第46回定期大会

 

 

2025年7月4日(金、午後7時より部落解放同盟京都府連合会吉祥院支部第46回定期大会を吉祥院いきいき市民活動センターにて、24人の支部員・ご来賓の参加のもと開催しました。

 

開会にあたり、主催者を代表して、吉田支部長から「吉祥院支部は、NPO法人ふれあい吉祥院ネットワークと共に吉祥院地域を盛り上げ、バンブーヒップをはじめ各団体とコミュニケーションを図り、部落問題を周知・啓発し、差別に負けない・差別を見抜くまちづくりを進めてきた。部落差別は、まだまだ現存しており、つい最近も、切り抜き太郎という発信者の地区をふざけた内容で探索する動画を見た。発信者は禁止用語を使わず、差別を発信している。部落差別の形が変わっていく中、情報流通プラットフォーム対処法が施行され、インターネット上の差別動画等を削除することになるが、その為には、全支部員によるモニタリング、報告が必須になる。支部員一人ひとりが変化する部落差別に対応できるよう学習し、知識を高め、一日も早い部落完全解放に向け、支部の総力をあげて取り組んでいく」と述べました。

続いて、ご来賓の方々(部落解放同盟京都市協議会木下議長、竹村事務局次長、NPO法人ふれあい吉祥院ネットワーク辻本理事、南区役所瀬野副区長、小鍛冶府議会議員、中村市会議員、地域支援団体バンブーヒップ和久代表)から挨拶を頂きました。

その中で、部落解放同盟京都市協議会の木下議長からは「本年3月に石川一雄さんが亡くなられた。石川さんが亡くなられても、狭山事件が部落差別に基づく冤罪事件であることに変わりはない。第4次再審闘争に勝利、再審制度の改正を求めていく。また、同盟員の高齢化、減少により以前のような活動ができなくなってきたが、部落差別は無くなったわけではない。京都市協としては、三部会の活動の充実や、支部と支部とのつながりを深める取組を行っていく。差別は人と人との間に対立を生み、それが戦争へとつながっていく。差別のない社会を実現していこう。」と激励の挨拶を頂きました。

その後、議事に入り、2024年度一般活動報告、2025年度運動方針(案、2024年度会計決算報告及び2025年度会計予算(案)の提案があり、採択されました。

 

新役員は以下の通りです。

 

支部長       吉田渉

副支部長     木村俊典,藤本武史

書記長       松田誠二

書記次長     山中武志,木村宜史、足垣寛

会計         足垣寛

特別執行委員 山中兼一,西村一孔

会計監査     山中兼一