久世支部第39回定期大会開催

 

 

 

7月5日(土)午後1時から久世いきいき市民活動センターにおいて、約50名が参加の下、久世支部第39回定期大会を開催しました。

 開会に先立ち、水平社宣言の朗読と解放歌の斉唱のあと、支部を代表して中尾支部長代行から「ここ最近、支部員の減少はあるものの、桂川・新川の環境を自らの手で守るためのクリーン作戦、久世夏祭りを原点とする京都レインボーフェスティバルin久世など、1976年に支部を結成し取り組み続けている事業には、何よりも全支部員の協力が必要である。一年間の運動方針を確認し本大会を成功させ、久世支部の団結を図りたい。」とのあいさつがありました。

続いて、京都市協の村井副議長はじめ来賓のあいさつを受け、久世支部の宣言文である『新川からの糾弾』の朗読を行いました。

さらに、久世結婚差別事件から40年が経ち事件が風化されつつある一方、祥久橋の開通やキリンビール跡地の開発など、「まち」として大きく変わろうとしている久世において、私たちが進めてきた様々な取り組みによって培われた知恵や人材を久世地域全体の発展に最大限生かせるよう、久世支部の解放運動を展開していくことを提起し、活動報告・運動方針案等すべての議事・議案を採択しました。

また、「部落差別をはじめとする一切の差別を許さず、共生・協働の社会創造をとおして、人権社会の確立に向けた取組を推し進め、統一地方選挙勝利と反戦・反差別の共同闘争を展開しよう。」との大会スローガンを採択した後、最後に、「久世における部落解放運動が久世の環境改善・人権確立のために今日まで果たしてきた役割を再認識するとともに、「部落の完全解放が目的で個々の要求はそのための手段である」ことを点検し、幅広い共感をもって、地域住民の力を結集し、新たな運動を構築しつつ前進する。」との大会宣言を確認し、団結がんばろうで定期大会を終えました。

 

役員体制(39期・40期)

 支部長   丸山 勝

 副支部長  中尾正実(支部長代行)、山口勝己、岩本久義、井上明、桝本よし子

 書記長   菱田直義

 書記次長  平山栄哲、井上国広、西田信彦