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2026年部落解放同盟京都市協議会 荊冠旗びらき 部落解放運動の新しい展望を切り開こう!
2026年1月14日、部落解放同盟京都市協議会の2026年荊冠旗びらきがブライトンホテルで開催され、79名が参加しました。
西名貴史事務局次長の司会により開会し、主催者を代表して木下松二議長は、「今年は部落解放全国委員会が発足して80年を迎える。オールロマンス事件をきっかけに行政闘争を展開し、様々な国策樹立の闘いをけん引してきた。第1回部落解放全国女性集会から70年、同対審答申から30年、部落差別解消推進法から10年と様々な節目の年となるが、さらに部落差別の解消に向けて取り組みを進めていきたい。世界各地で戦火に包まれた国が多くあり、今一度世界人権宣言に立ち返り世界平和を考え直さなければならない。国内では高市政権の誕生により戦争ができる国へと進んでいる。また、国は現在も部落差別があると認めつつ包括的差別禁止法や、人権救済制度の制定については個別法や理念法で対応することに固執している。現在の市内部落は少子高齢化の波が押し寄せ貧困をはじめ、複雑な問題を抱えている。同盟員の減少も歯止めがかからない。市内の解放運動も今一度考え直し、新たな展望を切り開くため各支部が団結して活動を進めましょう。」と挨拶した。
続いて来賓として京都府連の平井としき委員長は「私たちの運動は差別のない社会づくりに貢献し、その先頭に立つことだ。市内各支部は地域活動、支部活動においてはあらゆる差別をゆるさないまちづくりを進めている。今日集まった多くの仲間を持つ京都市協の運動に期待したい。京都府連も京都市協に支えられていることに感謝したい。」と激励した。
次に連帯する労働組合として京都市水道労働組合の隼木至委員長は「昨年の石川一雄さん追悼集会では胸が熱くなった。石川一雄さんの無念を晴らす為、私たちも力をあわせて頑張っていきたい。」と決意を述べた。続いて人権政策確立要求京都実行委員会の吹田良忠会長はかつての名言を例に出し、「当時では常識であったものが現在では極めて非常識となりうる。人権感覚は常に研ぎ澄ましていなければならないのではないか。」と挨拶した。
京都市からは吉田良比呂副市長が挨拶。「昨年11月に京都基本構想を制定した。この構想にあるすべての人を尊重するまちづくりをすすめていきたい。各支部の地域の歴史や成り立ちを若い職員に伝えて進めていくことが大事だが、経験を重ねた職員は少なくなっている。自分が旗振り役となって継承していきたい。」と述べた。
村井孝次副議長の石川一雄さんに向けた献杯の後、泉健太衆議院議員、山本わかこ元衆議院議員、北神哲朗衆議院議員、田中健志府会議員、青野仁志市会議員、西山信昌市会議員、兵藤慎秩市会議員、北川剛司府会議員、社会民主党京都府連合中村在男代表から激励の挨拶があり、続いて竹村忠浩事務局次長から福山哲郎参議院議員のメッセージが紹介された。
しばらくの歓談の後、閉会にあたり、村上光幸副議長は「世界各地で戦争が広がり、国内においても排外主義や軍事強化がすすんでいる。いまこそ人権尊重、世界平和を訴えなければならない。これまでの運動の歴史と先人の意志を受け継いで新たな部落解放運動の展望を切り開こう」と決意を述べた。最後に松本紀久子副議長の「いかなる暴力、差別を許さず、人間が心から尊ばれる水平社会をめざしてともに歩んでいこう」の掛け声のもと参加者全員での団結頑張ろうで閉会した。
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