2025年

部落解放同盟京都市協議会 荊冠旗びらき

 

 

 

2025115日、部落解放同盟京都市協議会荊冠旗びらきが、京都ブライトンホテルで開催され79名が参加しました。

 古谷宏事務局長の司会により開会し、はじめに主催者挨拶として木下松二議長が、「部落地名総監裁判が最高裁で結審し、東京高裁での『差別されない権利』を認めた判決も確定しました。しかし、部落かどうかを調べるための戸籍謄本等の不正取得事件は後を絶ちません。部落があるから差別があるのではなく、家柄や血筋などという幻想により人にはランクがあるかのように思わせるために差別がある。今年も京都市協の活動にご支援とご協力を」と挨拶しました。

 続いて来賓として、平井斉己府連委員長から「昨年4月に委員長に選出されたが、これは先輩から受け継いだ運動をみなさんと一緒に進めていくということだと思っている。今日部落解放運動では、差別を許さないという取り組みと同時に、まちづくり、福祉、教育という視点としての取り組みがある。これらを次の世代にどのように引き継いでいくべきかと考えている。府連はあくまでも連合会なので、皆さんの意見をいただきながら進めなければならないと肝に銘じている。支部それぞれが特色ある運動を進めてもらい、地域のなかで差別を許さず人権と福祉と教育を保証できる運動を推進していただくことをお願いする」と述べました。

 自治労京都市職員労働組合から、森本尚秀執行委員長、部落解放・人権政策確立要求京都市実行委員会より吹田良忠会長から、それぞれご挨拶いただきました。また吉田良比呂副市長からは「なぜ差別がなくならないのか、目を背けずにしっかりと取り組んでいきたい。地域の中で子どもたちを育んでいく文化、その積み重ねが包摂性のあるまちづくりとなっていく。今後とも皆様と協力していきたい」との言葉をいただきました。

村井孝次副議長の音頭で乾杯があり、懇談中に、立憲民主党、公明党などから政党別に府会・市会の議員団としてご挨拶をいただき、国会議員としては、泉健太衆議院議員、北上圭朗衆議院議員、福山哲郎参議院議員からもご挨拶をいただきました。また、部落解放地方共闘会議議長の村井一成さんからは「袴田事件では再審無罪となり次は狭山の再審。石川一雄さんの無罪を勝ち取る時だ。それは同時に差別する側が裁かれるときである」と力強く激をとばしました。

 

たけなわの宴席ではありましたが、閉会挨拶の時間となりました。村上光幸市協副議長は、「差別を許さないための人権委員会設置、狭山再審闘争、どれも待ったなしの状況にある。国内外にも差別排外主義が横行し、私たち部落解放運動は重要な局面となっている。新たな展望を切り広げながら共に奮闘しよう」と述べました。団結三唱は西村一孔副議長の音頭により、全員力強く唱和し、2025年京都市協荊冠旗びらきを終了しました。