狭山事件・石川一雄さんの無実を訴え

市協ビラまき情宣

 

 

 

 

 

 

 

1113日(日)午前10時から、四条河原町高島屋前で、「狭山事件・石川一雄さんの無実を訴える」ビラまき情宣を市協の取り組みとしておこないました。

 5月の全国女性集会で、女性部長が狭山事件の分科会で司会を務め、8月の京都府女性集会でも同様の分科会に女性部常任委員会のメンバーが参加し、現状を知るなかで、自分たちも情宣活動をしようと決めました。市協会議に提起したところ、男性たちにも参加が呼びかけられ、市協全体の取り組みとなりました。

 女性部から5人、男性は宮崎議長をはじめ4人が参加。ビラとウェットティッシュを通行人に手渡すと、足を止めて質問してくる人や、「ごくろうさま」と声を掛けてくれる人。また、「私にも頂戴」と手を伸ばす人もいて、無表情に通り過ぎる人ももちろん多かったけれど、意外と順調に受け取ってもらえました。また、裏面に印刷した「重要証拠とされた万年筆が被害者のものではなかった」という新聞記事などを、受け取った後に熱心に読む姿も見られました。

 53年もの長い間、無実を訴えつづけてきた石川さんの見えない手錠がはずれるまで、本当に、もう、あと一歩というところにきています。えん罪は、今も、市民である私たちにふりかからないとも限りません。国が自らの過ちを認め、再審を開始し、石川さんの無罪を確定しないという事実は、過ちを放置し、誤った事実を押しつける巨大な権力のもとに、私たち一人一人が暮らし続けているということだと思います。

 これからも、石川一雄さんの無実を勝ち取るまで、声をあげ続けましょう。

 

 

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