市秋空のもと リベレーションフェスタ2013 

成功裏に開催〜人権と環境の世紀〜

 

 

929日(日)午前1130分より、梅小路公園にて「リベレーションフェスタ2012」が、同実行委員会主催で開催され、多くの参加者で賑わいました。1990年から毎年京都市鴨川河川敷で開催してきたフェスタは、2010年に梅小路公園に場所を移し、今年で24回目となりました。

 開会セレモニーは、京都市消防音楽隊のパレードとファンファーレで開始を告げ、中川純実行委員長が「毎年、『人権と環境の世紀』をテーマに掲げているが、世界での紛争、国内でのいじめや差別など、今も多くの問題がある。今年は狭山事件50年ということで、パネル展示を行っている。環境問題では、京都は議定書発祥の地でもあり、環境局がリユースの服の取り組みなど展示をしてくれている。今日は一日皆さんと共に、考える場をつくっていきたい」と挨拶しました。

 来賓からは、宮崎茂部落解放同盟京都市協議会議長が、「人権、環境、福祉、平和など、様々な課題に取り組んでいる団体が一堂に会する場として、リベレーションフェスタがある。秋空の下、一日楽しんでほしい」との挨拶があり、その後、平井斉己府連書記長、平竹耕三京都市文化市民局長、西脇悦子京都市地域女性連合会会長がそれぞれ挨拶しました。

 ステージでは地域女性連合会の民踊、吉祥院子ども六斎、アイヌの歌と踊りムックリ演奏を「ミナミナの会」、久世和太鼓「白虎」、FDFダンスチームが日頃の成果を披露しました。模擬店としては、そばめし、市協女性部手作り「スジ生姜醤油」などの定番メニューの他、聴覚言語障害センターのいか焼き、解放共闘の石けん販売、また南丹地協の大沢書記次長が、台風被害を受けながらも駆けつけて、米・野菜を販売しました。昨年から参加してくれている上下水道局のミストが会場に涼風をもたらし、水の大切さをアピールしました。

 今年のフェスタは京都市認定エコイベント登録を行い、レベル4の認定を受けたことから、ゴミ箱を一カ所に集中することで、分別を例年以上に徹底しました。

 毎回市協青年部が頭を悩ましながら景品を用意する、ステージ最後のビンゴゲームでは、大人も子どもも一喜一憂しながら盛り上がりました。

日頃、多様なテーマで活動し、顔を合わせる機会が少ない各種団体が、共に汗をかき、交流し、今年のリベレーションフェスタも成功裏に終えることができました。