久世支部第36回定期大会開催

 

 

 

7月6日(土)午後1時から久世いきいき市民活動センターにおいて、約50名が参加の下、久世支部第38回定期大会を開催しました。

 定期大会では水平社宣言の朗読と解放歌の斉唱のあと、支部を代表して丸山支部長から「特別対策が打ち切られてから10年以上経過し、町内を見わたすと当初の計画から取り残されたものや久世支部と行政の協議途中のままになっていること、いわゆる残事業が多く見受けられる。久世支部を立ち上げたときの気持ちに返って、駐車場対策、安全な生活道路の確保、使用されていない建物の活用や教育保障の問題などを点検し、解決の方策を協議していく必要がある。また、京都市協としても市内各支部の実態を把握し、必要に応じて行政への要望をしていただくことを期待する。久世支部としても市協体制を支えていくために、本大会を成功させ一年間の運動方針を確認したい。とのあいさつがありました。

続いて、京都市協の西村副議長はじめ来賓のあいさつを受け、久世支部の宣言文である『新川からの糾弾』の朗読を行いました。

久世支部の最大の取組みである「京都レインボーフェスティバルin久世」をとおして、支部員の経験、知恵、実行力を結集し、実行力、さらには地域住民との連帯を図ることを提起し、活動報告・運動方針案等すべての議事・議案を採択しました。

また、「部落差別をはじめとする一切の差別を許さず、人権社会の確立に向けた取り組みを全住民の連帯と共同で推し進め、参議院選挙勝利、反戦・反差別の共同闘争を展開しよう。」との大会スローガンを採択した後、最後に、「久世における部落解放運動が久世の環境改善・人権確立のために今日まで果たしてきた役割を再認識し、地域住民の力を結集し、新たな運動を構築しつつ前進する」との大会宣言を確認し、団結がんばろうで定期大会を終えました。

 

役員体制(今回は役選なし)

 支部長   丸山 勝

 副支部長  中尾正実(支部長代行)、山口勝己、岩本久義、井上明、桝本よし子

 書記長   菱田直義

 書記次長  平山栄哲、田中哲也、井上国広、西田信彦