2017年度 田中支部定期総会 開催

 

 

 

 2017629日、2017年度・田中支部定期総会が左京西部いきいき市民活動センターで開催されました。

 当日、京都市協から宮崎議長、はじめ、京都市行政、政党関係の来賓が参加されました。

 主催者を代表し梅井支部長から、「部落差別解消推進法の実効性ある具体的行動と狭山再審闘争の強化を支部が一丸となって前進させる。また、運動の歴史と伝統を田中支部が受け継ぎ、未来に責任を担うことを自覚し、完全解放にむけ邁進していく」と挨拶をされました。

 

2017年支部運動方針として

@  昨年12月、第参議院本会議において「部落差別の解消の推進に関する法律」が可決・成立しました。法律の理念でもある「部落差別は社会悪である」ことを訴える運動を通して、共同の取り組みを確認をし、実効性のある法制度に変え、差別のない社会を目指していきたいと思います。

 A  他方、狭山第三次再審闘争も狭山弁護団や支援団体などの地道な活動によって、これまで187点の証拠開示を勝ち取り、石川一雄さんの無実を明らかにした決定的な新証拠が出て、東京高裁・東京高検を追い詰めています。今年で石川一雄さんも七八歳をむかえ、第三次再審請求から11年目に入り、何としても無罪判決を勝ち取る取り組みの強化をしていく事を確認しました。

 B   四月に、人権を視座とした特別養護老人ホーム「うずまさ共生の郷」が開所しました。京都の部落解放運動史上はじめて社会福祉施設を整備して社会貢献と人権のまちづくりを目指した運営を協働で進めていきます。支部でも、地域交流、ボランティア活動を積極的に取り組んでいき福祉で人権のまちづくりを前進させたいと思います。

 

 以上、部落解放運動の大きな前進へ「厳しい情勢を乗り越え、運動と組織の改革・強化にとりくみ、人権・平和・環境と社会連帯を基軸にした部落解放運動の闘いを大きく前進させるために共に闘う」ことを全員の採択で確認されました。

 

 役員は以下の通り

 

 支部長  梅井義行

 副支部長 新田明

      村岡勝治

      成田英和

      竹村昭彦

 書記長  村上光幸