第47回改進支部定期大会 開催

 

 

部落解放の展望を切り拓く闘いの構築を!

 

 

 2016年6月16日、伏見いきいき市民活動センターにおいて、「部落解放同盟改進支部第47回定期大会」(以下、「定期大会」という)が開催されました。

 安倍政権は、最大の人権侵害である戦争をする国づくりを推し進めています。また、「アベノミクス」によって、弱者切り捨てに拍車がかけられ、不平等や格差を拡大させています。そういった社会に比例して、国民の不安や不満が増幅し、そのはけ口の矛先は、部落民をはじめとする社会的弱者に向けられ、悪質な差別事件や人権侵害が増加しています。

 このような情勢の中で、7月に行われる参議院選挙に勝利し、安倍政権の強権政治に歯止めをかけるとともに、部落解放の展望を切り拓く闘いの構築を確認した定期大会は、まさに意義深く重要なものでした。

 定期大会では、松田支部長から「最大の人権侵害である戦争をする国づくりや弱者切り捨てを推し進める安倍政権の暴走に歯止めをかけるために、私たちは参議院選挙において推薦候補者の当選を勝ち取らなくてはなりません。そして、地域の活動においては、女性部コーラスサークルによる『竹田の子守唄(元唄)』を唄い継いでいく活動、教育懇談会の継続、解放新聞改進版の充実等々に積極的に取り組んできたことをふまえ、今後もそれらの活動を積み重ねていくことで、部落解放の展望を切り拓いていかなければなりません」という支部代表あいさつが述べられました。その後、部落解放同盟京都市協議会を代表した宮崎議長からの連帯のあいさつをはじめ、各来賓あいさつを受けました。

 次に、昨年一年間の成果と残された課題を明確にした活動報告及び、2016年度運動方針(案)が一括提案されて採択され、引き続いて役員体制が発表されました。最後に、部落解放の展望を切り拓く闘いを構築していくために、支部の総団結で運動方針を闘い抜いくことを確認した団結ガンバローで定期大会を終えていきました。

 

★2016年 改進支部三役体制

 

 支部長   松田 敏明

 支部長代行 柳生 精治

 副支部長  水谷  進

 書記長   山田 康夫