部落解放同盟辰巳支部第37回定期大会 開催

 

 辰巳支部第37回定期大会が11月20日、醍醐いきいき市民活動センターでおこなわれました。新型コロナウイルス感染拡の影響で、来賓などは招待せず支部員のみで17名が参加しました。村上真次支部長が「コロナ禍でも、集まってくれた支部員に感謝する」とあいさつし、それにつづいて活動報告と運動方針が提案されました。

少子高齢化による支部員の減少、財政状況の悪化など、支部運営の課題は多いが、「何かあったときに支えあい、相談ができる支部はなくしてほしくない」とのニーズがあることなど、現状の把握をおこないました。

荊冠旗開きについて開催するかどうかの提案がありました。毎年あつまっておでん作りをしているが、「新型コロナウイルス感染の収束が見込めない中での開催は難しい」などと議論があり、辰巳支部では来年の旗開きをおこなわないと決定しました。

役員は支部長や副支部長などが、以下の通り再任されました。

支部長  村上真次

副支部長 村井孝次

副支部長 中村秀夫

副支部長 中村 功

書記長  神原弘明

 再任のあいさつでは、村上支部長が「5年後は辰巳支部結成50周年。辰巳支部の顧問をはじめ、先人たちは苦労を重ねた。その運動を引き継ぐ」と意気込みを語りました。

人間の尊厳を求める解放運動を継続する必要があり、だれもが自分らしく生きられる社会をつくるため部落解放の旗を振り続けよう、とする大会宣言が提案・採択され、団結三唱で終了しました。