2014年10.31寺尾差別判決40カ年

京都市協青年部・狭山ターミナル情宣 

 

 

 

 

2014年11月1日(土)午前10時より京都市四条河原町交差点「高島屋」前にて京都市協青年部の独自行動である10.31狭山ターミナル情宣活動が市内各地から青年8名(内子ども1名)が参加しウェットティッシュ400個を約1時間かけて通行する市民へ配布し、狭山事件の不当性、証拠の全面開示、そして1日も早い再審開始を求めました。この日は土曜の昼間で雨が降る中だったので、いつもより人通りは少なく、急いでいる人が多くて、あまりビラを受け取って貰えませんでした。このような状況の中でも参加していた子ども達は若者の冷たい視線に臆することなくビラを配ってくれました。今回の情宣活動中は市民からの狭山事件への応援の声もあまりなく、傘を持っている人たちが素通りする場面も多くありました。しかし第二の石川さんを作らない為にも今、青年ができることを引き続き行うことで、公正な裁判が行われることを願いこの活動の意義を考えさせられました。

石川さんの不当逮捕から51年、そして寺尾差別判決から40年、半世紀を越えてしまった無実の訴えだが、永い間闘ってこられた成果は確実に多くの人々に浸透している事を信じて今後も積極的に取り組んでいこうと思いました。最後に石川さんの無実が晴れるまで継続してこの活動を行うことを皆で確認し、参加者全員で交差点周辺の清掃をしてターミナル情宣を終了しました。